自治体サイトランキング[2010年3月]
自治体サイトランキング手法
自治体サイトランキングは、全国の自治体が開設しているウェブサイトの充実度を、ユーザー視点から評価したランキングです。ランキングの評価方法は、以下のとおりです。
1. ノミネートについて
【ノミネート条件(1)】:調査対象
全国1778(※)の自治体(市区町村)が運営する公式ウェブサイトを調査対象としています。ただし、都道府県は調査対象から除外しています。
(※ 2010年3月1日時点)
【ノミネート条件(2)】:予選調査
上記ノミネート条件を満たす自治体サイトに対して30項目(40点満点)の予選調査を行い、一定基準を満たす170サイトを本選調査にノミネートしています。
【ノミネート条件(3)】:ランキング調査
最終ノミネートされた自治体サイトを、1.「ウェブサイトの使いやすさ」、2.「情報の公開度・先進性」の2つの 切り口から設定した合計239の調査項目で評価を行います。
2. 調査概要
【調査期間】
2009年12月1日~2010年3月10日
(ランキングデータは、2010年3月10日までのものを反映しています)
【調査範囲】
各自治体サイトのトップページをはじめ、住民向け情報や行政情報などのコンテンツページが調査範囲に含まれます。また、「情報の公開度・先進性」カテゴリにおいては、図書館サイトや施設予約サービス、電子申請サービスといったオンラインサービスをはじめ、動画配信などの広報コンテンツも調査の対象となります。
3. カテゴリ・ランキングについて
カテゴリ・ランキングは、各自治体のウェブサイトの特徴を明確に示すため算出します。各カテゴリの主な特徴と評価軸、配点状況は、以下のとおりとなっています。
(1)ウェブサイトの使いやすさ(配点:50%)
公共性の高いメディアとして充分なアクセシビリティが確保されているか、また、ユーザーを迷わせないナビゲーション設計となっているかなど、自治体サイトのユーザビリティを総合的に評価するカテゴリです。
- 規格準拠と表示スタイル
- 操作と入力
- リンクと代替表示
- デザインと言語
- 情報構造
- 更新情報
- 情報検索
など
(2)情報の公開度・先進性(配点:50%)
自治体の公式ウェブサイトとして充分な情報提供が行われているか、また、インターネットのメリットを活かした広報コンテンツや行政サービスが提供されているかなど、自治体サイトで提供されるコンテンツを総合的に評価するカテゴリです。
- ライフイベント関連情報
- 住民生活関連情報
- ビジネス情報
- 行政情報
- 観光、イベント
- オンラインサービス
- 問合せとFAQ
など
4. 都市タイプ別ランキングについて
全170のノミネートサイトの中から、政令指定都市、中核市、特例市、特別区(東京都区部)の4つの都市タイプに該当する、総合得点上位10サイトを、都市タイプ別ランキングとして発表します。
(各サイトの都市タイプ区分は2010年3月1日を基準としています。)