Gomez売買不動産情報アプリランキングでは、iOS/Androidを通じて売買不動産物件情報の閲覧および、問い合わせが可能な日本国内の不動産情報スマートフォンアプリをノミネートしています。 具体的には、下記のノミネート基準を満たすスマートフォンアプリを調査対象としています。
総合第1位は、アットホーム(運営会社:アットホーム)となりました。カテゴリ別では、「アプリの使いやすさ」と「安定性と信頼」の2カテゴリで1位を獲得しました。 特に注目すべき点として、エリアや沿線から物件を検索する際、画面上部に地図が表示される機能が挙げられます。隣接する市区町村や駅、地形まで同時に把握できるため、土地勘のないユーザーにとっても検討しやすい設計となっています。また、地図検索では徒歩・自転車・車といった移動手段別に、所要時間圏内での検索が可能となっており、電車以外で通勤・通学を行うユーザーにとっても物件を探しやすい点が特徴です。これまでありそうでなかった視点を取り入れた、利便性の高い機能が充実しています。
総合第2位は、SUUMO(運営会社:リクルート)となりました。カテゴリ別では、「便利な機能・サービス」で1位、「情報量とコンテンツ」と「安定性と信頼感」の2カテゴリで2位を獲得しました。 物件詳細ページでは、最近閲覧した物件との比較が自動的に表示される機能を備えており、ユーザー自身のお気に入りや検討傾向を把握しやすい設計となっています。また過去に閲覧した物件へ戻ることなく内容を確認できるため、比較検討の手間を軽減し、物件選びを効率的に進めることが可能です。ページ全体の情報構成にも一貫性があり、視認性に優れたレイアウトとなっている点も評価できます。
総合第3位は、goo住宅・不動産(エヌ・ティ・ティ レゾナント)となりました。カテゴリ別では、「情報量とコンテンツ」で1位を獲得しています。 自治体が提供する子育て支援制度や住宅関連の助成情報など、暮らしに関する各種データを比較表形式で閲覧でき、都道府県をまたいだ比較が可能な点は大きな特長です。土地の住み替えを検討しているユーザーにとって、必要な情報を一括して収集できる利便性の高い機能となっています。また、「住みやすさ調査」では、実際に居住しているユーザーによるリアルな口コミを、ファミリー・カップル・一人暮らしといったライフスタイル別に確認することができ、幅広いユーザー層を意識した情報提供がなされています。
今回実施したスマートフォンアプリ調査では、冒頭でも述べたとおり、各社においてカスタマイズ機能の充実が顕著に見受けられました。プロフィールを事前に登録することにより希望条件にマッチした情報を取得できる仕組みや、お気に入り管理では地図上にマッピングしながら比較検討ができる機能や比較表を備えたアプリも多く、物件探しから比較・検討までをアプリ内で完結できる環境が整いつつあります。加えて、メモ機能や内見管理、やることリストなど、見学から購入・契約に至るまでの検討プロセスを支援するコンテンツも充実していました。
一方で、「安定性と信頼感」のカテゴリにおいては、全体的に達成度が低い結果となりました。利用規約や問い合わせページ、お役立ちコンテンツなどがウェブビュー表示にとどまり、確認のないまま外部ブラウザへ遷移してしまうアプリが多く見受けられます。また、個人情報保護方針への明確な同意取得やポリシーページが未整備のアプリも多く、今後はユーザーが安心して利用できる環境整備が急務であると考えられます。