オンライン・ユーザーエクスペリエンス調査（オンラインUXテスト） ONLINE UX TESTING

概要 サービス詳細 実施プロセス 期間・料金

概要

ユーザー調査の重要性とオンラインUXテスト

オンライン上のサービスを改善するためには、ユーザーの声や行動状況を多く集め、客観的に調査・分析することが最も重要です。
ところが、従来型のユーザビリティテストは、期間・コストの面から多くのモニターによる調査が困難でした。
弊社では、モニターの方に自宅にいながらユーザビリティテストを行なってもらうことにより、100名～1000名規模のユーザーエクスペリエンス調査を可能としました。
あらかじめ定められたタスクに従ってサイトを利用してもらい、そのユーザー行動や意見を分析することにより、貴社サイトの現状把握と改善に結び付けられます。

オンラインUXテストの位置付け

オンライン・ユーザーエクスペリエンス調査（オンラインUXテスト）は、ユーザビリティテストと同じくユーザー操作に焦点をあてた調査でありながら、まとまった規模のサンプル数（100～1,000名規模）を確保できるリモートユーザビリティテストです。

検証可能な内容と活用方法

オンラインUXテストは、Webサイト上の仮説検証が必要なあらゆる場面で活用いただけます。

Webサイト評価

ユーザーがサイト上で、スムーズに目的を達成しているかどうかをテストします。

競合他社比較

どのようにしたら競合他社に勝てるかを検証するために、自社サイトと競合他社サイトを実際に見てもらい、その行動特性と意見を聴取します。

ユーザー行動把握

どうしたら顧客はWebサイトを見つけてくれるかを確かめるために、自由なインターネット行動の過程で自社サイトにたどりつくかを検証します。

プロトタイプテスト

サイトの新デザインが本当によいのかどうかを検証するために、リニューアル前のプロトタイプデザインをユーザーに見せて感想をもらいます。

日本における主な弊社実績

01銀行

  • 金融持株会社IRサイト

    60歳以上の個人投資家に対して自社IRサイトへの要望や閲覧動線を調査。（500名）

  • 銀行ホームページ

    自社サイトが企業戦略と合致した印象を与えているか検証。あわせてユーザビリティ観点での課題点を調査。（450名）

  • 銀行ホームページ

    コンバージョン向上を目的とした口座開設・住宅ローンの申し込みに関するサイトの使いやすさ、コンテンツ内容の評価、競合比較。（500名）
02不動産

  • 不動産総合情報サイト

    リニューアル前段階における競合比較とプロトタイプデザインの評価。（300名）

  • 不動産検索ポータル

    リニューアル後の効果検証と、重点改善項目の洗い出し。（200名）

  • 不動産総合情報サイト

    UX視点におけるUIの現状評価と解決すべき課題の絞り込み・優先度分析、競合サイトとの優劣比較。（400名）
03人材

  • 転職情報サイト

    スマートフォンサイトにおける求人検索・応募の印象調査。自社と競合他社をランダムに調査し、客観的にUXを定量化。（200名）

  • アルバイト情報サイト

    新規参入競合サイトとの顧客満足度・ユーザビリティの比較検証。（200名）

  • アルバイト情報サイト

    求人情報一覧と求人情報詳細ページのA/Bテスト。（200名）
04通信

  • オンラインショッピングサイト

    オンラインショッピングサイトのリニューアルに際して、モックアップサイトを作成。現行サイトとのA/Bテストを行って、 コンバージョン率の向上度合いをシステム投資前に検証。（300名）
05生命保険

  • 生命保険会社サイト

    保険のプラン策定、オンラインでの申し込みフローに関する操作性の検証、通常のユーザビリティテストと併用。（200名）
06損害保険

  • コーポレートサイト

    自社サイトがブランドイメージ・好感度に与える影響の評価と、ブランド訴求方法の競合他社比較。（200名）

  • 自動車保険サービスサイト

    リニューアル前段階における競合比較・改善項目の洗い出し。（200名）
07サービス

  • 道路交通情報サイト

    道路交通情報サイトにおける使い勝手の検証。リニューアルに向けての課題点の洗い出し。（200名）
08メーカー

  • 光学機器メーカー IRサイト

    個人投資家を対象としたIRサイトのユーザビリティ・個人投資家向けコンテンツのわかりやすさの定期評価。（年1回：200名）
09情報ポータル

  • 引越し見積りサイト

    リニューアル前段階における現状評価とA/Bテスト。（200名）
10消費者金融

  • IRサイト

    リニューアル前段階におけるサイト構造設計調査。（100名）

  • キャッシングサービスサイト

    リニューアル前段階における現状評価と重点改善項目の洗い出し。（100名）

サービス詳細

オンラインUXテストの調査環境

調査モニターのユーザーは、自宅やオフィスなど、普段そのサイトを利用している場所・端末・ブラウザでテストに参加します。自然な状況でテストすることで、“いつもの使い方”や率直な意見・感想を収集できます。
ブラウザと連動するプラグインを用いて、ユーザーへの閲覧画面の履歴を記録し、さらにユーザーから各画面ごとの意見を自由に収集することが可能です。

モニター収集方法と人数

調査対象モニターは専門のモニター会社に委託します。
150万人を超える膨大な数の登録モニターから貴社のターゲット属性に最も合致した人を抽出することができます。
中国や欧米など海外における調査モニターの募集も可能です。

モニター会社例

調査結果サンプル

オンラインUXテストは、ユーザーが行ったタスクについて「たどったページの経路情報」、「見ていたページの画面ショット」、「タスクに要した時間」、「ページの表示速度」といった、ユーザー体験に関連したあらゆる情報を記録し、「見える化」します。

実施プロセス

1. ターゲットユーザーの策定 Webサイトの課題点のヒアリングを行い、調査の実施目的をすり合わせます。貴社サイトがターゲットとするモニター属性を定め、そのモニターを抽出するためのスクリーニング項目を作成します。
2. タスク設定・テスト質問項目設定 モニターに実施・回答してもらうタスクと質問項目を設計します。1モニターあたり1回の調査にかける時間は20～50分が標準的です。タスク内容を、例えば「商品情報を探す」「申し込みをする」などの単位で設定し、そのタスクを達成するための設問を作成していきます。
3. モニター募集 モニター抽出用質問項目をもとにモニター会社に委託し、約150万人の登録モニターの中から、条件に合致するモニターを抽出します。
4. オンライン・ユーザーエクスペリエンス調査実施 モニターは、自宅やオフィスから調査専用URLにアクセスして調査に参加します。ブラウザの枠外にタスクを達成するための指示が出されますので、モニターはそれに従いWebサイトを閲覧していきます。タスク完了後は感想を入力します。
5. 調査結果分析・報告会実施 調査に参加したモニターの行動は、設問への回答、投稿された意見・感想、クリック・画面遷移などの行動履歴、所要時間/滞留時間として記録されます。これらの膨大なデータを集計・分析のうえレポートにまとめ、考察と具体的な貴社サイト改善案をご提示します。

期間・料金

期間 2週間～4週間
料金

  • モニター募集費用（必須）

    モニター人数×2,500円

  • システム利用料（必須）

    500,000円

  • 調査設計費用（任意）

    500,000円

  • 結果分析・改善コンサルティング（任意）

    500,000円

※ モニター人数は100名以上の場合です。出現率が低い場合（目安2％以下）は別途500,000円かかることもあります。
※ いずれも消費税等別です。