「Gomez転職情報サイトランキング」の発表について ~求職者の意思決定を支える機能・コンテンツが充実~

2026年7月30日

株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:滝澤 貴志、以下 当社)は、「Gomez転職情報サイトランキング」をGomezのウェブサイトで発表したことをお知らせします。

( https://www.gomez.co.jp/ranking/changejob/ )

近年、日本では終身雇用制度の変容や働き方の多様化、リスキリングの浸透などを背景に、転職がキャリア形成における一般的な選択肢として定着しつつあります。厚生労働省の調査でも転職者数は増加傾向にあり、人材の流動化が進む中で、転職情報サイトは求職者と企業を結ぶ重要なインフラとして、その役割を一層高めています。

一方で、求職者が利用できる転職情報サイトは数多く存在し、掲載求人数だけでなく、検索性や求人情報の分かりやすさ、企業理解を深めるコンテンツ、AIを活用したレコメンド機能など、各社がさまざまな工夫を行っています。そのため、求職者にとっては、自身に適した求人を効率よく見つけられるかどうかだけでなく、安心して応募や会員登録を行えるサイトであることも重要な選択基準となっています。

このような状況を踏まえ、今回の調査では、幅広い分野の求人情報を掲載する総合型転職情報サイトを対象に、サイトの使いやすさや情報・サービスの品質をユーザーの視点から総合的に評価しました。

当ランキングは、「ウェブサイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」の4カテゴリ、全243項目に基づいて当社アナリストが評価を行い、総合的に優れた転職情報サイトをランキング形式で発表するものです。

「Gomez転職情報サイトランキング」の結果

順位 得点 会社名
1位 6.72 マイナビ転職(マイナビ)
2位 6.26 doda(パーソルキャリア)
3位 6.23 エン転職(エン)
4位 5.51 リクナビNEXT(リクルート)
5位 5.13 日経転職版(日経HR)
6位 4.75 type(キャリアデザインセンター)

上位サイトの特徴

総合第1位は、マイナビ転職(マイナビ)となりました。カテゴリ別では、「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」で1位、「ウェブサイトの使いやすさ」で2位を獲得しました。

職種や勤務地、働き方はもちろん、興味や価値観など多様な切り口から求人を検索できるほか、初めて転職活動を行うユーザーでも迷わず利用できる分かりやすい画面構成が特徴です。また、編集部によるアドバイスや企業インタビューなどのコンテンツが充実しており、求人情報だけでは伝わりにくい企業の魅力や、実際に働く際のイメージを把握しやすい構成となっています。多くの求人の中から、自身に適した求人や企業を選ぶためのサポートが充実している点も評価できます。

総合第2位は、doda(パーソルキャリア)となりました。カテゴリ別では、「便利な機能・サービス」で2位、「ウェブサイトの使いやすさ」と「情報量とコンテンツ」の2カテゴリで3位を獲得しました。

特に注目すべき点として、今回調査したサイトの中で、会員登録を行わなくても求人をお気に入り登録できる設計を採用しているのはdodaのみでした。転職活動を始めるかどうか検討している段階のユーザーでも、気になる求人を気軽に保存できるため、本格的な転職活動を始めるきっかけとなる仕組みです。また、年収査定や適職診断などの診断コンテンツも充実しており、転職を検討し始めたユーザーの意思決定を支援する仕組みが整っています。

総合第3位は、エン転職(エン)となりました。カテゴリ別では、「ウェブサイトの使いやすさ」で1位を獲得しています。

企業紹介ページに加え、社員・元社員による口コミや企業取材記事を豊富に掲載することで、企業理解を深められる情報設計となっています。また、写真や動画を掲載するだけでなく、社員紹介や職場の雰囲気を伝えるコメントを添えるなど、情報の見せ方にも工夫が施されています。こうした情報提供により、入社前後のイメージギャップを軽減し、求職者が安心して応募を検討できるサイト構成となっています。

全体的な傾向

今回調査した転職サイトの多くでは、トップページから求人検索までの導線が分かりやすく設計されており、勤務地や職種、雇用形態、こだわり条件などの検索項目も豊富で、多様な切り口から求人を探せる機能が整備されていました。特に、産前・産後休業については制度の有無だけでなく、「取得実績あり」といった実績ベースで検索できるサイトもあり、求職者が自身の希望に合った企業を見つけやすい工夫が見られます。また、転職ノウハウや履歴書・職務経歴書の作成支援、各種診断コンテンツなど、転職活動をサポートするコンテンツも充実していました。会員登録後には、登録情報や閲覧履歴などに応じた求人を提案するレコメンド機能も提供されており、利便性の高いサービスが展開されています。

一方で、ユーザーサポートや個人情報の取り扱いに関する情報提供には、改善の余地も見受けられました。問い合わせ窓口が見つけにくい、またはサイト上に明確な窓口が設けられていないケースが確認されました。また、会員登録時における個人情報の利用目的や、プライバシーポリシーへの導線、同意確認の方法が分かりにくいサイトも見受けられました。今後は、ユーザーが内容を十分に理解したうえで安心してサービスを利用できるよう、説明や導線をより分かりやすく整備することが期待されます。

調査概要

調査期間 2026年6月15日~2026年7月17日
評価基準日:2026年7月5日
※ランキング結果は、評価基準日時点の各サイトの掲載内容および提供機能に基づいています。
調査対象

Gomez転職情報サイトランキングでは、転職求人情報の閲覧および、問い合わせが可能な日本国内の転職求人情報サイトをノミネートしています。具体的には、下記のノミネート基準を満たすスマートフォンサイトを調査対象としています。

  • 全国の求人情報を提供していること
  • 幅広い分野において求人情報を提供していること
  • 掲載求人情報を独自に収集していること、または求人情報提供会社から求人情報の提供を受けていること(但し求人情報サイトから受けている場合も、一定の基準を満たす場合は含む)
  • その他、当社調査において一定以上の水準を満たすこと

評価方法

本調査では、ウェブサイトの利便性をさまざまな角度から分析・評価するため、以下の4カテゴリからなるランキング・スコアカードを用いています。各カテゴリの主な評価内容は以下のとおりです。

カテゴリ名称 評価内容
ウェブサイトの使いやすさ ウェブサイト全体の使いやすさを評価するカテゴリです。検索機能、会員登録や職歴登録、応募フォームの使いやすさを中核とし、ナビゲーション構造やウェブ・アクセシビリティへの対応状況なども調査の対象となります。
情報量とコンテンツ ウェブサイトに掲載されている各種コンテンツの情報量やページ構成を評価するカテゴリです。求人検索ページや求人情報ページの構成、特集コンテンツやソーシャルメディア対応などが調査の対象となります。
安定性と信頼感 ユーザーが安心してウェブサイトを利用するための取り組みを評価するカテゴリです。ウェブサイトの表示速度や稼働状況などのサイトパフォーマンス、基本的なセキュリティ対策、問い合わせ窓口の分かりやすさ、各種方針の開示状況などが調査の対象となります。
便利な機能・サービス 求人検索や応募を支援する各種サービスや、会員向け機能の充実度を評価するカテゴリです。検索条件の多様性、レコメンド機能、AIによるマッチングサービスなど、さまざまな施策が調査の対象となります。