「Gomezソーシャルレンディングサイトランキング」の発表について ~情報開示の積極性・信頼性やサイトの使いやすさを総合的に評価~

2020年10月00日

中立的な第三者としての立場から各種金融商品やウェブサイトの客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社(以下、当社)は、「ソーシャルレンディングサイトランキング」をGomezのウェブサイト(https://www.gomez.co.jp/)で発表しました。

当社では、ウェブサイトの使いやすさや機能性、および顧客中心主義に基づく情報開示の積極性などを総合的に評価し、個人の利用者が安心して利用できる参考となるよう、ソーシャルレンディング業者のウェブサイトおよびサービス状況を調査いたしました。
ユーザー視点にもとづいて設計された50の調査項目により当社のアナリストが評価を行い、総合的に優れたソーシャルレンディングサイトのランキングを決定します。

上位10サイトは、以下のとおりとなりました。

順位
得点
サイト名(運営会社名)
1位 7.25
SBIソーシャルレンディング
2位 7.11
ロードスターキャピタル
3位 6.89
クラウドクレジット
4位 6.09
ファンズ
5位 5.77
ソーシャルバンクZAIZEN
6位 5.68
COOL
7位 5.62
ネクストシフトファンド
8位 5.46
CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL
9位 5.29
LENDEX
10位 4.14
ジャルコ

上位サイトの特徴

総合第1位は昨年に続き、「SBIソーシャルレンディング」となりました。また、「情報開示の積極性・信頼性」カテゴリでも昨年同様1位を獲得しています。
充実した情報と、ナビゲーションといった機能配置が全てのページにおいて考慮されていることや、サービス面においても、即時入金を可能とした「クイック入金サービス」を提供するなど、細やかな機能追加も見られました。前年に引き続き「分かりやすく使いやすい」サイトとして更なる進化を続けています。

総合第2位は「ロードスターキャピタル」となりました。カテゴリ別では、「情報開示の積極性・信頼性」で2位を獲得しています。
初めての利用者に向けたガイドページにおいては、セミナー動画も掲載しており、情報量の充実という点において優れたウェブサイトといえます。
また、エントリー企業としては唯一スマートフォンアプリを提供しており、新たなサービス展開への注力がうかがえました。

調査概要

調査期間
  • 2020年10月1日~10月20日
  • ランキング結果は、10月20日時点の各サイトに基づいています。
調査対象

以下のノミネート基準を満たすウェブサイト

  • 第二種金商取引協会に加盟のソーシャルレンディング事業者であること(※不動産共同特定事業者を除く)
  • 自社ドメインのウェブサイト(日本語)を公開していること
  • その他当社の定める一定の基準をクリアすること など

評価方法

本調査では、以下の2つの視点から設定された50の調査項目を基に当社のアナリストが評価を行います。

カテゴリ名称
評価内容
サイトの機能と使い勝手

ユーザーがウェブサイトで効率的に迷いなく情報収集できるかを評価します。
文字の読みやすさ、リンクのしやすさに加え、ヘルプ・Q&A機能の実装、サイト表示速度、スマートフォン対応なども含まれます。

情報開示の積極性・信頼性

ソーシャルレンディングに関する制度情報や特徴の掲載、シミュレーション機能の充実などコンテンツの充実度を評価します。各種ポリシーや企業情報の掲載度合いも調査の対象です。