2013年7月25日

モーニングスター株式会社
(コード番号:4765)
(上場取引所:大証 JASDAQ)

代表者:代表取締役社長 朝倉智也

開示責任者:取締役管理部長 小川和久

「Gomez大学サイトランキング2013」の発表について

~明治大学が初の栄冠を獲得!~

中立的な第三者としての立場からEコマースや各種ウェブサイトの客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社(以下、当社)は本日、「Gomez大学サイトランキング2013」をGomezのウェブサイト(https://www.gomez.co.jp/)上で発表しました。

この調査は、全国の大学が開設するウェブサイトの使いやすさや情報の充実度を評価することを目的として行っており、今年で5回目の発表となります。今回の調査では、平成23年度から施行された「教育情報の公表」の重要性に鑑み、評価カテゴリおよび調査項目を全面的に見直しました。まず、従来は「情報の公開度・先進性」という形でさまざまな情報を一くくりに評価していたカテゴリを、(1)公表が要請される教育情報を中心として各種関連情報の充実度を評価した「大学・教育情報の充実度」、(2)各種特設コンテンツや先進機能を活用したコンテンツ展開などの発展的な情報発信を評価した「情報発信の積極性・先進性」の2カテゴリに分け、情報開示に関する基本事項と発展事項を分離した評価体系へと変更しました。加えて、タブレット端末やスマートフォンによる利用を想定した調査項目の入れ替えを行っています。

以上の変更を踏まえた「機能性・使いやすさ」「大学・教育情報の充実度」「情報発信の積極性・先進性」の3つの切り口から、受験生や在校生、研究者など、さまざまなユーザーの視点に基づいて設定された229の調査項目により当社アナリストが評価を行い、総合的に優れた大学サイトのランキングを決定します。

「Gomez大学サイトランキング2013」上位10校は、以下のようになりました。

順位
得点
大学名
前回※
1位
7.94
明治大学
24位
2位
7.56
龍谷大学
7位
3位
7.42
立教大学
4位
3位
7.42
同志社大学
23位
3位
7.42
大阪府立大学
52位
6位
7.38
関西大学
1位
7位
7.20
法政大学
67位
8位
7.03
東京農工大学
2位
9位
6.93
近畿大学
10位
10位
6.92
神奈川大学
3位

※「Gomez大学サイトランキング2010」(2010年7月29日発表)

※11位以下のサイトについては、Gomezのウェブサイトをご覧ください。

ランキング上位サイトの評価理由

第1位 明治大学

総合ランキング第1位は明治大学となりました。カテゴリ別ランキングでも、「機能性・使いやすさ」「情報発信の積極性・先進性」でそれぞれ第1位の評価となっています。学部サイトや就職ページをはじめ、サイト全体をとおして統一されたデザインと操作性は、ユーザーのサイト利用とサイト内回遊を容易にしてくれます。迷ったときのサイト内検索機能も秀逸。また、基本的な大学・教育情報の公表はもちろんのこと、iTunes Uによる情報発信、自校サイトを利用して大学の役割や取り組みを発信するコンテンツ展開など、インターネットの特性を活用した積極的な情報発信も行われています。

第2位 龍谷大学

総合ランキング第2位は龍谷大学となりました。カテゴリ別では、「大学・教育情報の充実度」で第1位の評価となっています。学部や授業・研究者情報に加え、入試に関する多彩なコンテンツなど、さまざまな工夫がこらされたコンテンツづくりが高い評価となっています。また、通常は得てして総花的な振り分けリンク一覧なりがちなトップページを工夫し、タブレット端末での操作への配慮や活動トピックスに焦点を当てたページ構成をとるなど、新しい可能性を感じさせる大学サイトでもあります。

第3位 立教大学・同志社大学・大阪府立大学

総合ランキング第3位は立教大学、同志社大学、大阪府立大学の3校が同時受賞となりました。立教大学は、教育情報の幅広い公表に加え、スマートフォンサイトを新たに構築するなど、コンテンツのみならず先進性の面でも高い評価を得ています。同志社大学は全体を通じてナビゲーションやデザインの一貫性に配慮されているうえ、課外活動サイトやオープンコースウェアなど、特色ある取り組みも行われています。そして大阪府立大学は、「機能性・使いやすさ」で第2位の評価となった高いユーザビリティが特徴で、一貫したナビゲーション体系をはじめとした情報の探しやすさが特徴的です。

総評とトレンド

平成23年度より施行された「教育情報の公表」制度により、ウェブサイトにおける教育情報の掲載・提供が大きく進展しています。今回の調査では、457のノミネートサイト中87%が教育情報公表のためのページを持ち、64%はトップページに公表ページへの導線を目立つように設置していました。コンテンツづくりに対する工夫の優劣はあれ、大部分の大学サイトに基礎データが掲載されている現状は、受験生をはじめとするさまざまなステークホルダーにとって有益なものになっているといえるでしょう。

他方、PDFに依存した情報展開が多いうえ、ユーザビリティを著しく欠くページが多いため、ユーザーの利用や閲覧に配慮した情報提供が今後の課題です。そして、数字の公表だけではなく、その裏側にある取り組みや行動をどのような形でユーザーに伝えるかという点も残された大きな課題です。「どのような教育・研究活動が行われているか?」「学生たちは日々どのような生活を送り、どのような成果をあげているのか?」など、具体的にイメージできるようなコンテンツ展開も合わせて必要ではないでしょうか。

大学が人的資本形成の場であるならば、その教育費は人的資本のための投資です。投資には往々にして不確実性が伴うため、その意思決定に際しては、不確実性を低減させるためのさまざまな情報提供が不可欠となります。そのような観点から、ウェブサイト上でまずは基本的な情報提供が大きく進んだことは評価すべき点であり、今後のより一層の進展を期待します。

トピックス(1):カテゴリ別ランキング

機能性・使いやすさ

順位
得点
大学名
1位
7.82
明治大学
2位
7.72
東京農工大学
2位
7.72
大阪府立大学
4位
7.59
同志社大学
5位
7.46
電気通信大学

大学・教育情報の充実度

順位
得点
大学名
1位
8.44
龍谷大学
2位
8.29
明治大学
3位
8.28
関西大学
4位
8.26
中央大学
5位
8.08
熊本大学

情報発信の積極性・先進性

順位
得点
大学名
1位
7.61
明治大学
2位
7.55
早稲田大学
3位
7.35
立教大学
4位
6.77
東京工業大学
5位
6.68
関西大学

トピックス(2):大学タイプ別ランキング

国公立大学

順位
得点
大学名
1位
7.42
大阪府立大学
2位
7.03
東京農工大学
3位
6.81
電気通信大学
3位
6.81
横浜国立大学
5位
6.75
東京工業大学

私立大学(関東エリア※1)

順位
得点
大学名
1位
7.94
明治大学
2位
7.42
立教大学
3位
7.20
法政大学
4位
6.92
神奈川大学
5位
6.89
東洋大学

私立大学(近畿エリア※2)

順位
得点
大学名
1位
7.56
龍谷大学
2位
7.42
同志社大学
3位
7.38
関西大学
4位
6.93
近畿大学
5位
6.90
同志社女子大学

※1 茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県に大学本部が所在

※2 三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県に大学本部が所在

ご参考(1):調査概要

調査期間:

2013年5月13日~7月17日まで
(※ランキングデータは、2013年7月17日までのものを反映)

調査手順:

(1)調査対象

全国の国公私立大学のうち、2012年度時点の学生総数が一定水準以上であり、かつ以下の要件に該当する大学を除く457校をノミネート調査の対象としています。
医学・歯学・薬学系/医療・保健系/芸術・体育系

(2)ノミネート調査

調査対象サイトに対して、ユーザビリティとコンテンツの両面から構成される40項目のチェックリストにもとづいて予選調査を行い、一定水準を満たすクオリティのサイトをランキングに最終ノミネートいたします。2013年調査では、104校がランキングに最終ノミネートされました。

(3)スコアリングとランキングの決定

最終ノミネートされた大学のウェブサイトを、ユーザーの視点にもとづいて設定された229の調査項目により、当社アナリストが実際にウェブサイトを操作して評価をします。

ご参考(2):評価カテゴリの名称と評価内容

カテゴリ名称
評価内容
機能性・使いやすさ

大学サイトの使いやすさを総合的に評価するカテゴリです。情報の探しやすさとユーザーを迷わせないナビゲーション設計、ウェブ・アクセシビリティへの対応、レイアウトの統一性などを総合的に評価します。

大学・教育情報の充実度

大学や教育内容に関するコンテンツの掲載状況を評価するカテゴリです。大学に関する基本情報、入試・入学から卒業・就職までの各ステージにおける状況・取り組み・成果に関する情報などを総合的に評価します。

情報発信の積極性・先進性

基本的な情報開示の一歩先を行く情報発信を評価するカテゴリです。受験生向けに工夫された情報づくり、研究成果などの積極的な情報発信、インターネット技術を活用した先進的な情報発信などを総合的に評価します。

Gomezについて

Gomezは、インターネット上で提供されるサービスを中立的な立場から評価・分析し、

  • インターネット利用者の利便性向上とEコマース市場などの拡大に貢献するための情報提供
  • 企業向けのアドバイス

を目的とし、消費者・企業双方に対して利益となる情報を掲載しています。

Gomezは、モーニングスター株式会社ゴメス・コンサルティング事業部により運営されています。

【本件に関するお問い合わせ】
モーニングスター株式会社ゴメス・コンサルティング事業部
電話:03-5338-7436 FAX:03-5338-7435
Eメール:gomez-info@gomez.co.jp

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