iDeCo(個人型確定拠出年金)サイトランキング

総評

上位サイトの特徴

総合第1位は「SBI証券」となりました。同社では、60本を超える豊富な商品を用意しています。商品選びをサポートするために、専門家の意見を動画で掲載しているほか、運用商品選びのためのシミュレーションを提供しています。
運用商品ランキングでは、購入金額やトータルリターンランキングなど複数のランキングを用意しており、1クリックで結果が切り替わるなど利便性の高い作りになっています。またファンド詳細画面は、商品選定理由や運用方針の記載、表示期間が自由に変更可能な基準価額チャートなど、充実した内容となっています。
また、管理手数料や信託報酬が低く抑えられている点は、ランニングコストの節約となり、利用者に実質的なメリットをもたらします。

総合第2位は「りそな銀行」となりました。「情報量と取扱商品の充実度」においても2位を獲得しています。制度についての紹介や手続き時の疑問などを、図などを用いて説明しているのに加えて、それぞれ説明動画を用意するなど利用者にわかりやすく伝えようとする姿勢がうかがえます。また、すべてのページからよくある質問や用語集を見ることができるほか、加入後のサポート体制や加入後の変更手続き方法を記載するなど利用者が安心できる情報を多く提供しているサイトです。

総合第3位は「楽天証券」となりました。総費用面ではSBI証券とほぼ同等の水準になっており、コスト面における利点があります。
同社では、特設サイトを設けサイト内のすべてのページでスマートフォンサイトを展開しています。そのため、利用者は閲覧するデバイスを問わず同じ情報を得ることができます。
また専門家の意見を掲載しているほか、口座を持っていない利用者も含めて誰でも参加できる「確定拠出年金」の無料セミナーを全国で展開しています。この過去のセミナー動画は、サイトから閲覧することができるなど利用者にとって役立つ情報を多く提供しています。

評価の視点と全体的な傾向

全体的に、サイト改善の動きは活発で、制度改正による加入者範囲の拡大を受け、様々な利用者を想定した改善を積極的に行っています。PCのみならずスマートフォンやタブレット端末を考慮したマルチデバイス化対応をしているサイトも見られました。
また制度の説明では、表や図解を用いてわかりやすく表現をするなど工夫がされています。実際に制度を利用した際のメリットなどのイメージが持てるようにシミュレーションツールを提供しているサイトも多くあります。
一方で、商品情報については、多くのサイトで情報量に課題が見られます。運用商品の特徴や商品選定理由の掲載、そのほか運用方針やリスク・リターン分析、表示期間が自由に変更可能な基準価額チャートの記載などいずれも確定拠出年金のサイトにおける重要な要素といえます。運営管理機関サイトでは、誰もが見やすく使いやすいサイト設計および質の高い充実した情報の提供が求められます。