エヌ・ティ・ティ・ドコモ
証券コード:9437 市場:東証1部 業種:情報・通信業
カテゴリ別得点・順位
2011年3月25日時点
得点 |
総合 |
業種 |
|
|---|---|---|---|
総合得点 |
8.45 |
1位 |
1位 |
ウェブサイトの使いやすさ |
8.67 |
4位 |
2位 |
財務・決算情報の充実度 |
8.34 |
6位 |
3位 |
企業・経営情報の充実度 |
8.29 |
5位 |
1位 |
情報開示の積極性・先進性 |
8.51 |
1位 |
1位 |
理論上最高得点=10 理論上最低得点=0

携帯電話キャリア最大手のエヌ・ティ・ティ・ドコモが総合第1位(3社同時)となった。同社のIRサイトは、ディスクロージャ資料やプレゼンテーション情報、多彩なデータ提供にとどまらず、各種資料の情報配列、PDFのみに依存しないコンテンツづくり、個人投資家のためのわかりやすい情報づくりをなどを幅広く実現。使いやすさ、わかりやすさにも配慮された、きめこまかい対応も高い評価につながっている。
HTMLによる使いやすいIRコンテンツ
エヌ・ティ・ティ・ドコモのIRサイトでは、PDFに過度に依存しすぎないコンテンツづくりが行われている。例えば「ドコモ通信」。これは四半期ごとに発行される株主向け情報誌で、テーマは決算情報から事業トピックスにまで至り、その内容はかみ砕かれていてわかりやすい。PDF版のほか、HTML版のウェブマガジン形式でも利用できるのが特徴だ。目次がナビゲーションになっているので、目的の情報に1クリックで移動できるうえ、PDFのような重さも、読みにくさもなく、参照しやすくなっている。
あわせて「決算説明会資料」もPDF版とHTML版の双方を利用できる。容量の重いPDFファイルを開かずとも、すばやく資料にアクセスすることが可能だ。決算説明会資料とあわせて動画配信や文面化された質疑応答、社長記者会見内容も掲載(社長によるメッセージコメント動画も掲載されるようになった)。決算短信への道筋(リンク)も付いているため、関連情報収集もしやすい。
情報の探しやすさをサポートするページ構成
各種情報が整理され、探しやすさへの配慮が伺えるページづくりも長所の一つだ。例えば「IR資料室」を見てみよう。サブカテゴリ開始ページには、画面上部に「IR最新資料」への動線が、その下に各資料の簡単な解説と振り分け用リンクがそれぞれ配列され、さまざまなユーザーの訪問が想定されている。決算短信や有価証券報告書などの個別ページでも、最新資料が目立つように先頭に配置されているうえ、過去のバックナンバーも決算期ごとに小見出しを入れて見分けが付きやすい。
また、「決算説明会」ページは四半期ごとの決算説明会のみならず、個人投資家向け説明会や新商品発表会など、各種さまざまな資料が混在している。属性の異なる情報が混在するほど情報が探しにくくなってしまうが、ここでは説明会の内容・目的に応じて決算とか、経営戦略とか、属性に応じた「ロゴ」を配置して、内容を一目で判断できるようなサポートが行われている。
個人投資家に向けたわかりやすい情報提供
個人株主・投資家に向けた情報発信にも積極的だ。充実したコンテンツを持つ個人投資家向け情報ページは、「市場の動向」「事業の戦略」「事業の状況」「直近の業績」「株主還元」、そして、会社の最新の動きを伝える「ドコモIRトピックス」から構成され、経営環境や今後の方針、配当など、個人投資家の関心が高い情報が簡潔にまとめられている。そして、より深い情報を求めるユーザーのために、IR本サイトへの関連リンクをそれぞれのページに設置している。段階的に企業に関する理解を深めるための情報設計も秀逸だ。
「Gomez IRサイトランキング」で常に高い評価を維持し続けているエヌ・ティ・ティ・ドコモ。毎年着々と改善を積み重ねながら、IRサイトの品質を向上させ続けている。わかりやすいコンテンツづくり、動画などを駆使した情報発信、あるいはメール配信や用語集といったサポート機能など、すべての面において高い評価となっている。
(このレビューは2011年3月25日までの各社サイトに基づいています)

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