ゴメス・コンサルティング株式会社

2009年4月15日
ゴメス・コンサルティング株式会社

「IRサイトランキング2009」の発表について
~総合第1位はカプコンとエヌ・ティ・ティ・ドコモに~

ゴメス・コンサルティング株式会社(以下、ゴメス)は本日、「IRサイトランキング2009」をゴメスのウェブサイト(http://www.gomez.co.jp/)上で発表いたしました。

この調査は毎年、国内全上場企業が提供する株主・投資家向け広報(IR)サイトの使いやすさや情報の充実度を評価することを目的として行っており、今回で3回目の発表となります。「ウェブサイトの使いやすさ」「企業財務・決算情報の充実度」「経営組織・戦略情報の充実度」「きめこまかな情報開示」の4つの切り口から、投資家の視点に基づいて設定した285の調査項目により当社アナリストが評価を行い、総合的に優れたIRサイトのランキング、ならびにIRサイト優秀企業を決定します。

「IRサイトランキング2009」上位10社と優秀企業は、以下のとおりとなりました。

順位 得点 会社名 前回※
1位 8.45 カプコン 5位
1位 8.45 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 3位
3位 8.42 富士フイルムホールディングス 44位
3位 8.42 東芝 1位
5位 8.14 KDDI 2位
6位 8.00 三井物産 13位
7位 7.93 ソフトバンク 18位
8位 7.89 ミネベア 21位
9位 7.88 TDK 9位
10位 7.68 第一三共 24位
10位 7.68 ベネッセコーポレーション 21位
10位 7.68 富士重工業 23位

※ 前回は「2008年3月IRサイト総合ランキング」(2008年4月1日発表)

また、今回調査から従来の「市場別ランキング」を見直し、ジャスダック証券取引所、東証マザーズ、大証ヘラクレスの新興三市場に上場する企業のIRサイトを対象とする「新興市場IRサイトランキング」として公表いたします。上位5社は、以下のとおりとなりました。

順位 得点 会社名 市場
1位 7.00 ジュピターテレコム ジャスダック
2位 6.26 サイバーエージェント 東証マザーズ
3位 6.25 ネクスト 東証マザーズ
4位 6.02 エムティーアイ ジャスダック
5位 5.97 共信テクノソニック ジャスダック

【2008年調査からの主な変更点】

  1. コーポレートガバナンス情報の重要性に鑑み、企業統治や経営体制に関する調査項目を大幅に拡張し、当該カテゴリのウェイト(重要度)を引き上げました。
  2. その他のコンテンツ面では、株主総会や議決権投票への関心の高まりを受け、株主総会に関する評価項目のウェイトを引き上げました。また、経済環境の不確実性の高まりを考慮し、事業リスクや経営計画に関するコンテンツ、ならびに事業環境に応じた機動的な情報開示に関するコンテンツのウェイトを引き上げています。
  3. ユーザビリティ面では、四半期報告書等やさまざまなIRイベント資料など、IR資料の増殖による情報の探しにくさを憂慮し、IRライブラリ等の情報構造に関する評価項目のウェイトを引き上げています。

【総合ランキング上位企業の評価理由】

第1位 カプコン

決算説明会資料・動画やアニュアルレポートのようなIR資料のみならず、セグメント・事業内容やゲーム市場全体に関する情報、事業戦略や経営計画など、定性情報・定量情報ともに詳しいIRサイトです。アナリスト評価をはじめとする第三者情報を開示したり、過去のヒット商品や開発者コメントを掲載したりし、多角的に自社を伝えるための画期的な試みがなされています。

第1位 エヌ・ティ・ティ・ドコモ

決算説明や方針説明など、さまざまなプレゼンテーション資料・動画を配信し、個人投資家向けのわかりやすい企業情報が特徴的な、きめこまかなIRサイトです。事業報告の「ドコモ通信」はHTML版も用意され、四半期ごとの経営状況やトピックスをスムーズに調べることができます。月次開示などの事業データなどにも詳しく、さまざまな投資家の要望を満たしてくれます。

第3位 富士フイルムホールディングス

文字情報を中心とした業績伝達に秀でたIRサイトです。決算説明会資料等はスライドに加え要旨入り資料も掲載し、説明会の内容を把握することができます。ハイライト情報は四半期ごとに、かつセグメントごとにまとめられ、グラフを活用して見やすく仕上がっています。また、中期経営計画やM&Aなどの事業トピックスの解説などの定性情報にも詳しいIRサイトとなっています。

第3位 東芝

多彩な情報を理路整然とまとめあげた模範的なIRサイトです。昨今の事業環境の変化を受けたプレゼンテーションが活発に行われていますが、IRトップページからアクセスしやすいうえ、単純に資料のみを掲載するのではなく、要約や質疑応答、動画を交えて多角的に情報を配信しています。その他のIR資料も豊富でかつ見つけやすく、使いやすさ、情報量ともに高水準です。

【新興ランキング上位企業の評価概要】

新興企業IRサイトランキングは、上位20社中13社をジャスダック証券取引所上場企業が占める結果となりました。中でも第1位のジュピターテレコムは、各種IR資料や説明会資料・動画など、東証1部上場企業と引けを取らない情報量に加え、初心者向けに自社を解説したコンテンツにより特色や強みを伝える努力がなされています。第2位は東証マザーズ上場のサイバーエージェント。アナリスト向け説明会や個人投資家向け情報などが充実しているうえ、IR掲示板などユニークな取り組みがなされています。第3位は同じく東証マザーズ上場のネクスト。各種プレゼンテーション資料が充実し、探しやすさに配慮されたIRサイトとなっています。

【IRサイトランキング2009 優秀企業110社】

得点 会社名
8.45 カプコン
8.45 エヌ・ティ・ティ・ドコモ
8.42 富士フイルムホールディングス
8.42 東芝
8.14 KDDI
8.00 三井物産
7.93 ソフトバンク
7.89 ミネベア
7.88 TDK
7.68 第一三共
7.68 ベネッセコーポレーション
7.68 富士重工業
7.63 ファーストリテイリング
7.55 東京瓦斯
7.52 帝人
7.51 三菱UFJフィナンシャル・グループ
7.51 エーザイ
7.50 三菱商事
7.48 パナソニック
7.44 三井住友海上グループホールディングス
7.39 オムロン
7.37 住友商事
7.25 みずほフィナンシャルグループ
7.24 SBIホールディングス
7.24 プロミス
7.17 新日鉱ホールディングス
7.17 古河電気工業
7.16 野村ホールディングス
7.16 東京海上ホールディングス
7.11 T&Dホールディングス
7.10 日本電信電話
7.08 東レ
7.08 アサヒビール
7.08 旭化成
7.05 富士電機ホールディングス
7.04 エヌ・ティ・ティ・データ
7.02 エヌ・ティ・ティ都市開発
7.00 ジュピターテレコム
7.00 富士通
7.00 双日
6.92 アステラス製薬
6.92 商船三井
6.88 コスモ石油
6.87 シャープ
6.83 日本板硝子
6.81 クラレ
6.78 新日本石油
6.75 NECエレクトロニクス
6.75 ライオン
6.72 マネックスグループ
6.70 インターネットイニシアティブ
6.70 丸紅
6.69 マツダ
6.67 大和証券グループ本社
6.66 セイコーエプソン
得点 会社名
6.66 ニコン
6.63 日産自動車
6.53 トヨタ自動車
6.53 リコー
6.52 積水化学工業
6.52 日本ユニシス
6.51 日立電線
6.49 三井住友フィナンシャルグループ
6.49 東京エレクトロン
6.47 リコーリース
6.44 新生銀行
6.43 小松製作所
6.42 キリンホールディングス
6.42 キユーピー
6.40 ヤマハ
6.39 コナミ
6.38 NECフィールディング
6.37 キヤノンマーケティングジャパン
6.36 国際石油開発帝石
6.36 コニカミノルタホールディングス
6.35 吉野家ホールディングス
6.34 コカ・コーラウェスト
6.34 横河電機
6.29 損害保険ジャパン
6.28 東京電力
6.26 サイバーエージェント
6.26 武田薬品工業
6.25 ネクスト
6.25 富士物流
6.24 電通
6.22 サークルKサンクス
6.22 トプコン
6.18 シスメックス
6.18 日立製作所
6.16 アイフル
6.16 日清食品ホールディングス
6.16 セガサミーホールディングス
6.14 東急不動産
6.11 アンリツ
6.10 ソニーフィナンシャルホールディングス
6.08 三井化学
6.08 マブチモーター
6.07 本田技研工業
6.07 三菱電機
6.06 千代田化工建設
6.04 日本郵船
6.04 出光興産
6.03 沖電気工業
6.03 ディスコ
6.02 オリエンタルランド
6.02 エムティーアイ
6.01 住友信託銀行
6.01 日本電気
6.01 タカラレーベン
6.00 新日本製鐵

【業種別ランキング第1位企業】

業種名 得点 業種別第1位企業
水産・農林業 5.64 日本水産
鉱業 6.36 国際石油開発帝石
建設業 6.06 千代田化工建設
食料品 7.08 アサヒビール
繊維製品 7.52 帝人
パルプ・紙 5.89 日本製紙グループ本社
化学 8.42 富士フイルムホールディングス
医薬品 7.68 第一三共
石油・石炭製品 7.17 新日鉱ホールディングス
ゴム製品 5.57 ブリヂストン
ガラス・土石製品 6.83 日本板硝子
鉄鋼 6.00 新日本製鐵
非鉄金属 7.17 古河電気工業
金属製品 5.22 住生活グループ
機械 6.43 小松製作所
電気機器 8.42 東芝
輸送用機器 7.68 富士重工業
精密機器 6.66 ニコン
その他製品 6.40 ヤマハ
電気・ガス業 7.55 東京瓦斯
陸運業 6.25 富士物流
海運業 6.92 商船三井
空運業 5.92 日本航空
倉庫・運輸関連業 5.55 近鉄エクスプレス
情報・通信業 8.45 カプコン
エヌ・ティ・ティ・ドコモ
卸売業 8.00 三井物産
小売業 7.63 ファーストリテイリング
銀行業 7.51 三菱UFJフィナンシャル・グループ
証券・商品先物取引業 7.24 SBIホールディングス
保険業 7.44 三井住友海上グループホールディングス
その他金融業 7.24 プロミス
不動産業 7.02 エヌ・ティ・ティ都市開発
サービス業 7.68 ベネッセコーポレーション

【ご参考1:調査概要とノミネートについて】

【ご参考2:評価カテゴリの名称と評価内容について】

名称 評価内容
ウェブサイトの使いやすさ IR情報を提供するウェブサイト全体のユーザビリティを評価するカテゴリです。情報の見つけやすさや各コンテンツの見やすさ・使いやすさ、ウェブ・アクセシビリティ基準への対応状況等を総合的に評価します。
企業財務・決算情報の充実度 財務や決算に関する情報量を評価するカテゴリです。ウェブサイト上に掲載されたIR資料や説明会情報など、主に業績を中心とする定量的な情報の充実度を総合的に評価します。
経営組織・戦略情報の充実度 会社や事業に関する情報量について評価するカテゴリです。事業や経営戦略、コーポレートガバナンス、CSRなど、企業に関する定性的な情報の充実度を総合的に評価します。
きめこまかな情報開示 基本情報の一歩先を進んだ情報開示を評価するカテゴリです。個人投資家向け情報や事業トピックスなどのコンテンツ面、メール配信やストリーミングなどの機能面の両面から評価します。

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